2010年2月

3件の投稿

今回は汐碕市のことではなく、ヒロインの制服についてちょっとだけ話すぞ。
実はヒロインの性格に合わせて、制服も少し変えておるのじゃ。違うのは主に胸元じゃな。襟やネクタイの部分が違っておる。

雛子はボーイッシュで執事のような胸元をしておるのじゃ。これは主人公を助け、アドバイスするという役柄と、雛子の積極性から来ておる。一見蝶ネクタイのように見えてリボンになっているのも女の子であることを強調しておるのじゃ。
一方の瑠璃火はお嬢様という立場から、気品と女性らしさを引き立つリボンになっておるのじゃ。首元もぴっちりとしまって、清楚な雰囲気と貴族としての固めの雰囲気を醸し出しておる。
そしてやすらのが学校指定のネクタイじゃな。これが聖天翔学園の標準になっておる。やすらの場合はベストで個性を出しつつ、ネクタイがちゃんと似合っているのがいいところじゃ。

聖天翔学園は制服が決まっているとはいえ、細かいところは個性を自由に出して良い校風なのじゃ。さて、次回はスカートの秘密を話す予定じゃぞ。


今日は汐碕市最大の謎、どうして浮いているのかを教えるぞ。
汐碕市は推定で三兆トン以上の重さがあると言われておる。こんな巨大で重いものがどうして空中に浮いているかというとだな、その仕組みはまだ誰も解明しておらんのじゃ!

まぁでも浮いてるんだから、仕方がない。事実をそのまま受け止めれば良いぞ。うむ、くるしゅうない。

…………。

何、不満じゃと!?
では今までの研究の成果をざっと紹介するぞよ。

説としては地磁気説、反重力説、反物質説などがあるのじゃ。地磁気説はとんでもなく強力な磁場が発生して、地球の地磁気と反発して丁度釣り合っているというわけじゃな。その場合は超伝導物質がこの都市の中に埋まっている可能性が示唆されておるぞ。肩こりにも良い、浮くのにも良い、まさに一石二鳥じゃ!
反重力説と反物質説はどちらも似たようなものじゃな。
反物質はマイナスの質量を持つ可能性が指摘されておる。そのため反物質なものが汐碕市の中にあれば、重力に反発し、その他の質量と釣り合って浮いているのではないかというわけじゃな。
いずれにしても、これからの研究の結果を妾も楽しみにしているのじゃ。

そして良く聞かれるのが、こんな高いところにあって空気は薄くないのかという問題じゃな。
実は汐碕市は空気濃度を調節する仕組みをもっておる。
もともとこの汐碕市では重力異常が起きている場所があって、大気をつなぎ止めておけるのじゃ。この重力異常は汐碕市が浮いているのと関係があると疑われておるのじゃが、この現象によって地上とほとんど変わりなく大気を形成することが出来るのじゃ。
ただ、地上とまったく一緒というわけにはいかないぞよ。
実際は標高 1500m 程度の薄さだと言われておる。
現在は季節や作物の都合によって酸素濃度や気圧をコントロールすることをしておるのじゃ。

ご機嫌
初めましてじゃな。
汐碕市の市長を勤めておる、ルイーゼ・アンナ・フォン・ホラントじゃ。
なに、長いじゃと!? ルイーゼでかまわん。
市民からはルイーゼちゃんとかルイーゼ様とか呼ばれておる。

いよいよというか、やっとこさというか汐碕市のウェブサイトが形になったので、公開じゃ。まだまだ埋まっておらんが、少しずつ更新して汐碕市のすばらしさを伝えたいと思っているので、しっかりと聞くように……もとい、読むように。

汐碕市は世界まれに見る空中に浮いている街なのじゃ。世界遺産にも登録されておる! 日本の世界遺産はまだまだ数が少ないぞよ。そのおかげで我が市はたくさんの観光客が訪れてくれるのじゃ。
浮いている島の大きさは東西約 30km、南北約 18km くらいじゃな。
人口はほぼ 10 万人じゃ。東京ドームには 55000 人が収容できるそうじゃが、東京ドームが二つあったら、我が市の住人全員が入れることになるのじゃ。
政治家や著名人の別荘も数多くあるぞ。

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